グルガゴンって何?

グルカゴンとは、血糖値を上げる効果のあるホルモンの一種で、膵臓のランゲルハンス島の細胞内でつくられて分泌されます。

低血糖により分泌が促進され、逆に高血糖の際には抑制されるため、インスリンとは反対に、血糖値が下がってブドウ糖を必要とする場合に細胞に作用します。

さらには、肝細胞のグリコーゲンがブドウ糖に変化するのを促進し、エネルギーの代謝をサポートする働きもあります。

インスリン療法をしている方は、低血糖の際にグルカゴン製剤を使用することがあります。

糖尿病の有無に関わらず、低血糖状態になった際に使用すると即効性が高いので、広範な患者さんに利用されています。

この他、検査方法として「グルカゴン負荷試験」という診察を行なっている医療機関もあるようです。

グルカゴンを体に注射して、その後に起こる体の様々なホルモンの反応を、血液検査によって確認するものです。

主に、インスリンを分泌する能力を検査するために行われていますが、成人の「成長ホルモン分泌不全症」の診断目的に行われることもあるようです。

糖尿秒の患者の血糖値が下がり難くなる原因のひとつに、インスリンの分泌低下が挙げられますが、中には「インスリン抵抗性」による糖尿病や、インスリン分泌が非常に低下するタイプの糖尿病(1型糖尿病など)もあり、その種類によっては治療方針が異なります。

そのため、インスリンを分泌する能力を正確に評価する必要があり、グルカゴン負荷試験が行われるのです。

検査は最短で10分程度、長くても1時間で終了します。

ただし、検査の前日午後9時以降から検査後まで、食事や飲み物をとることはできません。

まず採血を行い、その後グルカゴンを注射します。

それから定期的に採血を行い、血糖値、血液中のインスリン、Cペプチド(インスリンと同じ量が体の中に放出される物質)を繰り返して測定します。

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